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カルトムービーコレクションDVD、フォワードセレクトDVDの新作販売中です

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9月5日(金)発売の新作先行販売開始しました。
なお、8/30~9/2は休業しますので、期間中にご注文頂いた場合は、
9/3(水)以降の発送になります。予めご了承下さい。

☆テイルズ・オブ・トゥモロー
IDM-162
収録時間:71分
原題:Tales of Tomorrow(1951-1953)
概要:モノクロ/モノラル
■解説
「テイルズ・オブ・トゥモロー」は1951年から1953年に放映された日本未公開のSF&ホラーTVシリーズです。
■Vol 1:フランケンシュタイン
ヴィクター・フランケンシュタイン博士はある研究に取り憑かれていた。それは完璧な人間の誕生。病気もなく、怪我もしない、不死の身体をもつ人造人間を作る事。それが彼の夢だった。彼は妻の心配を他所に、遂に夢を叶えてしまうが・・・。 伝説の怪奇俳優、ロン・チェイニーの息子で、「狼男」(1941)のロン・チャイニーJrがフランケンシュタインの怪物を演じるファン必見の一作。
■Vol 2:火星での任務
ロビー、ジャック、バードの三人の宇宙飛行士は前人未到の火星着陸に成功する。火星には草木は存在するが、知的生命体の存在が確認出来なかった。落胆していた三人は、この星にウランが豊富にある事を発見する。驚異の発見に三人は驚喜する。しかし、その頃からジャックは頭痛をお超し、乱暴な言動が増える・・・。 「刑事コロンボ」や「裸の銃を持つ男」シリーズで有名なレスリー・ニールセンの若き日の作品。共演には「カッコーの巣の上」のウィリアム・レッドフィールド、「荒野のガンマン」のブライン・キース。
■Vol 3:クリスタル・エッグ
ある夜、古ぼけた小さな骨董屋に男が現れ、店の端に置いていたガラスで出来た卵型の置物を売って欲しいという。骨董屋の欲張り店主は、5ポンドという法外な値段を要求する。それでも欲しがる男を見て、このクリスタルエッグが単なるガラス玉ではないと思い、鑑定を著名なヴァネック教授に依頼する。 「タイム・マシーン」「宇宙戦争」「透明人間」「モロー博士の島」等、多くの名作SFの生みの親H.G.ウエルズ原作。

☆生き残るヤツ
IDM-317
収録時間:83分
定価:980円
原題:Born To Win(1971)
概要:カラー/モノラル
■ストーリー
俺はこの街で生き残ってやる、N.Y.のチンピラ、ジェイ・ジェイ(ジョージ・シーガル)は、覚醒剤の密売とケチな盗みで日々を食い繋いでいる。ある日、盗もうとした車の持ち主パーム(カレン・ブラック)と恋におち、共に街を抜け出そうとする。しかし舞い戻ったところを刑事デニーロバート・デ・ニーロ)に見つけられ、密売組織の囮捜査に利用されるが失敗、組織の制裁を受けるが身代わりに仲間のビリーが毒殺される…。
■解説
本作は70年代当時、多数制作されたインディペンデンス映画の秀作である。ニューヨークを舞台にシュールなドキュメンタリータッチで描写される、孤独な男の世界はバッサー監督の真骨頂。その世界で苦悩する若者を好演するのがジョージ・シーガル(「バージニアウルフなんてこわくない」でアカデミー賞)とカレン・ブラック(「ファイブ・イージー・ピーセス」でアカデミー賞)の実力派主演二人、そして後に「ゴッド・ファーザー供廚妊▲デミー賞を受賞し大スターとなる、若きロバート・デ・ニーロの初々しい演技もある、カルト・ファンも多い作品である。(田中 靖人)

☆ミドルトン一家、ニューヨーク万博に行く
IDM-319
収録時間:55分
定価:1980円
原題:The Middleton Family at the New York World's Fair(1939)
概要:モノクロ/モノラル

【”未来”が田舎を通るその時】
 1939年と云う時代は、後のアメリカ合衆国国民にとって未来を想起させる。「NYワールドフェア(ニューヨーク世界博)」の想い出が語られ続けて来た故だが、しかし、当時の状況はとてもじゃないがそんなものではなかった。 4月にナチスドイツがポーランドとの不可侵条約を破棄、9月には電撃作戦を以てポーランド侵攻、5月大陸において日本軍とソ連軍が衝突。世界はきな臭さの絶頂で第2次大戦へと転がって行く。 世界各国がドイツを非難、続々と宣戦布告する中でアメリカ合衆国は中立を宣言する。これは世界博と関係がある様に思える。世界博をつつがなく行うために中立を宣言したのか、中立国として傍観を決め込むために世界博をやったのか、はなはだ不明瞭である。
と、云うのも、NY世界博自体の企画は35年にスタートしている。30年代の大不況で落ち込んだ国民感情を盛り上げるのが目的だったと言われているが、きな臭い世界に対する合衆国のスタンスを明確にすると云う意図もあったと思われる。ヒトラーナチスドイツが政権を取ったのは34年の事である。
アメリカは、世界博においてアメリカがリードする”世界の未来”を喧伝する必要があった。合言葉は「電化」である。プーさんの森の12倍以上のごみ捨て場だった”フラッシングミードゥ/コロナパーク”が会場に設定され、テーマは「明日の世界(ワールドオブトゥモロー)」に決定した。 アメリ中産階級(ミドルクラス)の家族がこの世界最大の博覧会を見物に来ると云うのが本作のストーリーだが、実はアメリカ最大の家電メーカーの一つ、ウェスティングハウスのプロモーションである。
しかし、単なる宣伝に終わらず、共産主義者をやり込めたり、アメリカの未来をメンタルな面で描写したり、面白い脚本になっている。
この作品は第二次大戦前夜、突如として世界の田舎アメリカに現れた”未来”が垣間見える貴重な映像である。
(解説:聖 咲奇)

WHDジャパン発売作品
☆恐怖の足跡 ビギニング
IDM-025
定価:980円
収録時間:54分
原題:Daughter of Horror(1955)
概要:モノクロ/モノラル
■解説
悪夢から覚めた女は夜の街を放浪する。しかし、それは狂気と現実の垣根を越える危険な旅の始まりだった。それはセックス、暴力、殺人に溢れた忌まわしい記憶の数々・・・。 監督ジョン・パーカーが制作した唯一の作品。そして究極のカルト作品。彼のその素性はあまり知られておらず、『謎』とされている。ただ、その見事なまでの映像美と演出は今も語り草である。主演のアドリーアン・バレットは30年後に「シティ・ママVSカントリー・パパ」(1986)に出演した以外は不明。共演のブルーノ・ヴェソタは「吸血怪獣ヒルゴンの猛襲」「血のバケツ」(1959)等、R・コーマン作品の出演で有名。また撮影は「プラン9・フロム・アウター・スペース 」(1959)「牢獄の罠」(1954)のウィリアム・C・トンプソン。

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