死霊の町～シティ・オブ・ザ・デッド～/1960年
原題：City of The Dead（Horror Hotel）
1960年／イギリス作品／1961年日本劇場公開
監督：ジョン・モクシー John Moxey
脚本：ジョージ・バクスト George Baxt
音楽：ダグラス・ギャムリー Douglas Gamley
原案：ミルトン・スボッキー Milton Subotsky
製作：ドナルド・テイラー Donald Taylor
CAST
デニス・ロティス（リチャード・バーロウ） Dennis Lotis
クリストファー・リー（アラン・ドリスコール教授） Christopher Lee
ベタ・セント・ジョン（パトリシア・ラッセル） Betta St. John
パトリシア・ジェセル（エリザベス・セルウィン） Patricia Jessel
霧に閉ざされた謎の村で行なわれる恐怖の儀式！ 美女の悲鳴が闇夜を裂く！！
■INTRODUCTION
現代に息づく黒魔術の恐怖を見事に描いた本作は、後に「テラー博士の恐怖」などのオムニバス・ホラーで有名になるアミカス・プロを創立したミルトン・スボッキーが原案を書き、「殺人鬼登場」のジョージ・バクストが脚本に仕上げたオカルト映画の傑作である。監督は当時ＴＶと映画の両方で活躍していたジョン・モクシー。霧に閉ざされた不気味で排他的な村のムードは秀逸で、ホラー映画かく在るべしと評価が高い。主演は歌手でもあるデニス・ロティス、共演のクリストファー・リーがマニア泣かせの布陣である。
■STORY
1692年、マサチューセッツ州のホワイトウッド村で魔女が焚刑に処された。時代は移って現代。大学の講義で黒魔術の歴史に興味を持った美しい女学生ナン・バーロウは、ドリスコール教授（クリストファー・リー）から教えられた土地へ、兄や友人の反対を押し切って一人で調査旅行に出かけた。しかし、その目的地こそ魔女に呪われた村＝ホワイトウッドであった。怪しげな古宿に到着した彼女には、恐ろしい結末が用意されていた。妹の失踪を知った兄のリチャード（デニス・ロティス）は捜索に乗り出すが……。
☆字幕監修:石田 一(作家/SFホラー映画史研究家)
製作、発売：ＷＨＤジャパン
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